お金や働き方を見直すメリットは、「家計」だけではありません。
夫婦関係、子供への接し方、健康、人間関係…ありとあらゆることに繋がりがあります。
*経済的な不安がもたらす問題
「お金がない」と感じている状態だと、食費や子供の習い事・旦那さんの飲み会・車検や季節のイベント費用など…常に出費に対する不安を抱えることになります。
するとちょっとした家族の言葉、行動に対しても寛容になれなくてイライラしてしまったり…私自身は過去にそういったことがありパートナーシップの危機に陥りました。
家計をうまく回せない自分に劣等感を抱き、娘を育てていく自信も喪失し育休中に夫へ当たり散らすなんて言う事件へ発展。。
精神科で一緒に働く心理の先生やほかのファイナンシャルナース仲間でも
「治療の前にお金の不安を取り除かないといけないことが多い」と話に上がることがよくあります。
まじめな方ほど「一人でなんとかしなければ」と考えてしまいがちですが、それでママ自身が壊れていく姿を何度も見てきました。
それだけお金の悩みは精神状態と密接に関わりがある問題です。
*ストレスとお金の使い方の関連性
働きづめで忙しくなれば、自由時間・睡眠時間・家族との時間は自然と減少していきます。そもそも忙しくしている人は、時間を作るために自分の時間を削る傾向にあります。
時間がなく休む時間もとれないことからどんどんストレスや疲労が蓄積➡判断力低下➡浪費の増加という流れができやすくなります。
計算上は貯められるはずなのに、なかなかお金が貯まらない人はここの原因が隠れていることがおおいのです。
私も急性期病院で夜勤ばかりしていた頃は、生活に対してストレスしか感じていなくて発散のためのご褒美ショッピングや毎日ケーキ買い食いとかよくしていました…💦
後から調べてみて知ったことですが、過度のストレスは脳にもダメージを与え感情をコントロールしている前頭前野の能力を低下させるそうです。
そのため、普段は抑えられている暴飲暴食やお金の浪費がしやすい状態だったんですね。
*健康でいるにも時間とお金が必要
健康でいるには、規則正しく生活・食事・睡眠・運動がバランス良く保たれている必要があります。
健康的な食事をするにもある程度お金がかかりますし、睡眠や運動を続けるにも時間が必要。子育てで忙しければなおのことこのような時間とお金の確保は難しくなることが多いですよね。
このように上手に向き合っていくためには時間やお金いずれもかかすことができないのです。
だからこそ、「お金だけ」「ストレスだけ」「働き方だけ」と別々で考えるのではなく、まとめて考えていく必要があるのです。
逆に言えば、働き方やお金の悩みを解決させることで時間や心の余裕が生まれて家族や子供との関係性が良くなることもあるんです。
*まとめ
家計を見直していくことはもはや「予防医療」の一つだと考えています。
看護師視点で身体・心等とお金を結びつけて考えていけるのがファイナンシャルナースの強みでもあります。
看護師ならではの個別性を重視し、お一人に合わせたサポートをしていきます。
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