こんにちは、ファイナンシャルナースの七海です(^^)
以前Instagramで我が家の家事育児の運営スタイルについて投稿しました。
こちらでは家事をシェアする事でその分時間的な余裕が生まれ、夫婦時間が作りやすくなったという我が家のケースを紹介。
あれから家事シェアの本質的な意味について考えてみたくなり、今回ブログ記事として書くことにしました。
日本の家事育児時間の現状
東京都が行った令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査によると、未就学児をもつ夫婦の家事・育児・介護をしている平均時間は男性が3時間33分、女性が8時間34分と約5時間の差があります。
こうした現状から見ると「家事シェアをしたい」と訴えるのは女性が多いのかもしれませんね。
しかし私の男性の友人で「男女・子どもの有無にかかわらず自分の家庭のことは自分がやるのが当然」と考えている方もいるため、昔より「家事を2人でシェアする」「2人で家庭を運営する」という考えを持つことは珍しくないように感じます。
家事育児を主に行っている方が「家事育児をシェアしたい」と考える理由はきっとシンプルです。
・効率的に家事や育児を終わらせてゆっくりする時間がほしい
・自分ばかり家事を行っている不公平感
・共働きで自分も仕事が忙しいため時間的にも余裕がない
私自身も出産後に「できるだけ自分や夫婦の時間がほしい」という気持ちがあり、夫へ「パラレル家事」の導入を相談しました。
そもそも「パラレル家事」とは?
パラレルとは《平行》という意味があります。つまり、2人で同時進行で別々の家事や育児を行っていくこと。
例えば、夫が洗い物をしている時は、私は娘の面倒(おむつ替え・食事準備・遊びなど)をみるなど同時にタスクを片付けるようにしています。
ちなみに、我が家の平日の朝の様子を図式化してみるとこのようになります。
《平日朝のタスク》
・朝食作り
・弁当作り
・食器洗い
・娘を起こす
・検温
・おむつ替え
・着替え
・娘にご飯をあげる
・保育園の準備最終チェック
・連絡帳記入
・自分たちの身支度、出勤準備…etc
平日の朝は時間も限られているため最低限の家事がこなせれば良いことにしています。ゴミ出しの日等は若干流れが変わってきますが、手が空いた方がゴミを集めてまとめています。このようにタスクを整理し、流れ作業で各自動いています。
自分一人で朝食の準備や娘の面倒をみようとするとバタバタしてしまいますが、協力し合うことで平日の朝でも比較的ゆったり過ごせています。
少し話はそれましたが、メインで家事を行っていた私からすると「家事が早く片付き時間ができる」ことで精神的な余裕も生まれました。
そして、家事をメインで行ってこなかった方からすれば「家事スキルが向上」「頼られることで自己肯定感up」「1人でも子供と過ごせる」などのメリットがあります。
しかし、「パラレル家事」をはじめとした家事シェアの本質的なメリットは「効率的に家事育児を行える」だけではないのではないでしょうか。
そもそも家事シェアをする本当の目的とは何でしょうか?
家事を2人でシェアしていく目的
家事をシェアしたい理由が「効率的に家事を行いたい」ことだとすれば、その根底にあるのは「2人で家庭を回したい・築きたい」という気持ちなのではないでしょうか。
「この人となら一緒に生活していけそう」と思ったから結婚し、子供も授かった。
それなのに家族みんなの日常を円滑に回すための家事を自分ばかりがとっているのでは、負担も大きく辛いですよね。
私はもともと人に頼ることや甘えるのが苦手でした。なので夫から「もっと頼ってほしい」といわれても「頼るって?甘えるって?どうやるの?」と考えてしまうタイプ。
そんな私の気持ちを和らげてくれたのが結婚してすぐの夫からの言葉でした。
「僕ら2人でひとつの家族なんだから、2人で納得のいくように生活を回そうよ」
この言葉にはっとして、家族みんなで良い方法を考えていくことが家庭を築くことに繋がると思うようになったのです。
いまでは娘が生まれたので、3人家族ですがもう少し大きくなったら子供の意見も聞きながら一緒に協力して生活を回していく方法を見つけていきたいなと思っています。
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